fukabori.fm エピソード46 の「アジャイルコーチとは」がとても勉強になったので、良かったところのメモ書きです。ファシリテーションしたり、アジャイルコーチが何してる人か知りたい人におすすめ回です。
よかったところ
- 良いファシリテーションとは何か
- 意思表明のプラックティス ファイブフィンガー
- ファシリテーションは良いものだけどファシリテーターは好きじゃない
- どうしたらファシリーテーションが上手くなるか
- 振り返りが problem ばっかりの時にどうやってええ感じにまとめるか
📝 良いファシリテーションとは何か
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ファシリテーターの喉が渇いていないこと
- 喉が渇いてるというのは、喋り過ぎで、介入しすぎということなのでよくない
- ファシリテーターが、「〇〇さんどうですか?」「これってこういうことですか?」をメンバーに質問しなくても、ほっといてもメンバー同士が質問しあってる状態を作ることができてるのが良いファシリテーター
- ファシリテーターの意志の介入はない方がいい。
📝 意思表明のプラックティス ファイブフィンガー
- 振り返りで何かアイディアを提案したときに、どうですか?と聞いてもなかなか意見が出にくい。
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意思表明のプラックティスにファイブフィンガーというものがあって、指の本数で意思表明することができるので簡単にみんなに意見を表明してもらいやすい。
指を上げた数 意味 5 完璧だと思う 4 良いと思う 3 不安があるが進めて良いと思う 2 この時点だとなんとなく不安 1 この時点だと不安がある 0 この時点で議論を終わらせるのに反対
- 参考記事
📝 ファシリテーションは良いものだけどファシリテーターは好きじゃない
- ファシリテーションはみんなが持った方がいいスキル。みんなでファシリテーションして行った方がいい。
- ファシリテーターじゃないと喋れない、ファシリテーターに当てられないと喋っちゃだめ、みたいな空気は良くない。
📝 どうしたらファシリーテーションが上手くなるか
- ファシリテーションは奥が深い。どうやってスキルを高めたか?学んだか?
- 正直、見てやって学ぶしかない
- ファシリテーションが上手な人を観察して、後で感想戦したりする。あの時、なんであの質問したか聞くなど。
📝 振り返りが problem ばっかりの時にどうやってええ感じにまとめるか
- そもそもどういう状態がええ感じな状態か言語化する。僕たちチームにとって、何のための振り返りなのか言語化する。
- スクラムガイドには、振り返りってこういう目的だと書いてますよね。過去のいろんな人の取り組みなど、さまざまな定義がありそうだけど、自分たちにとって良さそうな振り返りって、何について話すことだと思いますか、と問いかける。
- そうやって、ええ感じの言語を頑張って一緒にやっていく。
- 例えば、「振り返りっていいよね」「うん」ではなくて、誰にとっての何の振り返りなのか、それやると何になるのかを言語化する。
- 細かく突っ込まれると、意外とみんなできてない。
- スクラムガイドに書いてることは結構抽象度が高いので、あれを具体化するのは結構大変。
感想
- 最近、ファシリテーションすることが多くて、もっといい感じにできないかと悩んでいたので、とても参考になった。特に参考になりそうと思ったところをメモに残した。
- ファシリテーションは奥が深そう。